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健康管理の指針 中医学の疑問



       

1 漢方薬は飲みにくい?


   煎じ薬 酸剤 顆粒 丸薬 シロップ剤等があり最近は飲みやすくなっています


2 味が苦い

   

味には意味があり例えば苦い味には清熱解毒の効能があります。

   ゴーヤ等


3 すぐには効かない


   風邪薬のようにタイミングよく服用すればすぐ良い効果が出る物もあれば

   慢性の症状には体質改善の為1年位お勧めする事もあります。


4 副作用はある


   アレルギー反応等予測が難しい時や例えば熱症の症状に温める薬草を服用すると

   症状が悪化する時がありますので専門家にご相談下さい。


5 日本漢方と中医学の違い


   ルーツは中国伝統医学で同じですが診断方法と漢方薬が違います。


   日本漢方は方症相対 →症状と方剤が同じです。

   中医学は弁症論治 →様々な角度から診断する。


6 特徴


1 整体観   身体や心は自然の一部で季節や気候により

         変化し人体を1つの物として捉える

         生理学 病理学 薬学 長い臨床試験に基づいて人と病気を見る


2 弁症論治  不調の原因は人それぞれ、対処方法をが違うので見極める事が大切


3 未病先防  病気が発症する前に不調の段階を病気と考え養生する

●弁症論治とは


日本漢方との最大の違い


弁症  自覚症状を他覚的に分析

   病気の原因 発病の過程をまとめる

論治  証に基づいて治療を行う


視診  1 望診  舌 顔色 動作の診断

    2 問診  症状 生活習慣をお聞きする

    3 切診  脈を診て温度、渇き 痛み 湿度をみる

    4 聞診  耳で声色を聞く








   

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